授業内容と方針

授業内容と方針について

小学生の授業

国語近年、スマートフォンなどのIT機器の普及によって子供も大人も文章読解力が低下していると言われるようになりました。文章読解力が乏しいと国語のみならず他教科の問題文も理解することができずに、点数が伸びずに悩む生徒さんが非常に多くなってきています。まずは、教科書や参考書に出てくる文章について、黙読/音読/速読を繰り返し行って、的確に内容を理解することから始めます。
算数算数でつまずく大きな原因の一つが問題を解くときの「正確さ」です。ただ、問題数を多くこなせば正確に早く解けるようになるという事ではなく、まずは、1問1問正確に解くという事だけを意識して、ケアレスミスをしないように訓練を行います。また、問題を解く上で、問題の意図を汲み取ることも重要になってきますので、国語力も試されます。ですから、まずは問題を理解し、自分のペースで正確に答える事が点数アップの第一段階です。問題を正確に解けるようになれば、自然と問題を解くスピードが上がっていき、応用問題にも対応できるようになります。
理科他の教科に比べると、学習時間が少なくなりやすく、分からない事を分からないまま放っておく生徒さんが多いです。まずは、「なぜそうなるのか」という事を実験動画や観察動画を見ることで学習し、より論理的に理解していく事が重要です。
社会社会は暗記科目と言われていますが、暗記が苦手な人は、映像などを見て理解を深めていくなど、暗記学習へのアプローチの仕方を見直す必要があります。映像やインターネットを用いて学習することで、より幅広い知識を得ることができ、点数が自然と上がるようになります。

中学生の授業

国語問題集を使って国語の問題を論理的に解く訓練をします。また、中学からは学校の国語の授業で古典を勉強します。国語を学習していく中で、古典でつまずく生徒さんが多くいますので、基礎をしっかり固めて、授業内容が確実に身に付くように復習を徹底します。
数学中学で学ぶ数学に苦手意識を持つと、高校や大学までの数学も苦手になってしまう可能性が高いです。また、中学生では数学を苦手だと答える生徒さんの割合も非常に高いので、苦手意識を抱える前に、分からないことを放置せずに、学習することが非常に重要です。まずは問題を解きながら公式を覚えて、問題集を完璧に解けるようになるまで反復学習をします。
また数学は、金融/経済または建築など様々な分野で使われており、大学生や社会人になってから中学/高校で習う数学の知識が必要な場面もあります。ですから中学生のうちに数学の基礎を固めておくことが不可欠です。
理科中学で学習する理科の内容は、暗記できているかどうかなど知識を問われる問題が多いため、暗記することは重要ですが、図や映像と関連させてより知識を深めることが点数アップへの近道です。図や映像を用いた授業を行い、「なぜそうなるのか」や「どういう構造をしているのか」を理解した上で、暗記したり問題を解いたりする事で、論理的に考える力が身に付き、応用問題も解けるようになります。
英語中学卒業までに覚えなければならない英単語は、2100語程もあると言われています。しかし、英単語を覚えられずに、高校や大学まで苦手なままという人が多いので、基本の英単語を徹底して学習します。教科書の文章を声に出して正確に読む事も重要で、正しいアクセントができているかどうかなど、講師とのマンツーマンレッスンによって訓練します。
社会映像などから得る情報も社会科を理解するためには非常に重要です。例えば、「戦争ってどうして起こるの?」「総理大臣はどうやって選ばれるの?」など生徒さんが疑問に感じた事を、映像を用いた授業や学習を行う事で、映像で得た知識と暗記した内容を結び付けて理解できるようになり、一段と点数が上がっていきます。
また、歴史漫画やニュースなどでも社会の教科書に出てくる内容に触れることができます。

高校生の授業【主要3教科】

国語高校生の国語で点数差が出やすいのは古文・漢文で、苦手意識を持つ前に基本を身に付けることが非常に重要となります。しかしながら、漠然と文章を読んでいるだけでは、なかなか点数は上がらず、問題に出てくる文章の時代背景を十分に理解した上で問題に取り組むことが大切です。当社では、講師が描かれている時代の出来事や流行を丁寧に説明し、読解力を身に付けることから始めております。
数学高校生の数学は、文系であれば数Ⅰ・A、数Ⅱ・Bまで、理系なら数Ⅲまでが範囲になります。数Ⅰ・Aと数Ⅱ・Bは、展開や数分解、組み合わせや確率、微分積分などの基本的な計算問題が多く公式だけを丸暗記して問題を解く人が多いのですが、それでは点数アップは望めません。重要なのは基礎問題を解きながら公式をマスターすることで、後は応用問題への挑戦を繰り返すことにより大幅に点数を上げることが出来ます。
数Ⅲは、より発展的な問題が多く範囲も広いので、公式や基本的な問題の解き方を見失ってしまわないよう復習を徹底して行っております。
英語学年が上がるにつれて問題の難易度が上がっていきますので、最初の段階から基礎固めをしていくことが重要です。その第一歩は一つでも多くの英単語を正しく理解し覚えることで、これには発音をしながら英単語を繰り返し書く学習方法がとても有効的です。
また、リスニングやリーディングが苦手な人には、日頃から英会話に慣れるために洋楽・洋画、ラジオなどを積極的に見聞きすることをお勧めしております。

大学入試について

「大学入学共通テスト」には、主に高校1・2年での学習内容が出てきますので、まずは基礎力をしっかりと固めることから始め、必要であれば中学生の科目まで戻り復習することも致します。もちろん、中学生レベルの問題であっても分からない事はそのまま放置せず、分かるまで勉強を何度も繰り返します。

志望大学や受験方法によっては、重点的にやらなければならない教科が異なりますが、最も大切なのは、生徒さんが希望されている学校合格に向けて効率の良い学習環境を整えることであり、講師共々全力で支援させて頂きます。

国公立大学や私立大学の一般選抜入試での科目数は2~4教科が一般的ですが、各大学の学部・学科によって必須科目が異なりますので注意が必要です。当社では、生徒さんの希望をもとに講師・アドバイザーの両名が入試に必要な科目について共有しておりますので、受験される大学の出題傾向に合わせた授業プランを作成するとともに、最難関校を志望される場合は、京都大学在籍の講師が、自身の経験に基づいた勉強方法や心構えなどを提供させて頂きます。

パソコン・インターネット

初級編パソコンの起動の仕方やキーボードの文字の打ち方を覚えて、インターネット検索ができるようになる。
初・中級編パソコンで年賀状を書いたり、メールを送れるようになる。
上級編WordやPowerpoint、Excelなどでレポートやプレゼン資料を作れるようになる。
プロ級編プログラミングの言語について理解し、プログラミングができるようになる。
超プロ級編プログラミングを仕事としてやっていけるほど、さらに上達する。
※プログラミングとは…コンピュータへの指示の事を指します。

進路について

1990年以降から急速にグローバル化が進んでいるのですが、それに伴って国を支える産業の生産拠点を海外に移転した結果、日本では「産業の空洞化」が起こりました。そして、外国で戦争や感染症の蔓延などが起こると、生活には欠かせない「モノ」が日本に入ってこないという事態が生じることも、昨今の国際情勢により明らかになりました。
日本はかつて、その国民性により「モノづくり」を得意とし、国際社会で活躍してきましたが、今やその勢いは低迷しています。
だからこそ今の日本に必要なのは、『グローカル』な視点で物事を考える事ではないでしょうか。国際社会での競争力を高めつつ、より豊かな社会を実現するためにどう行動するかが、これからの私たちに問われています。

そんな社会で活躍するためには、「知識」だけではなく「知識を駆使する知恵」が必要であると考え、5年、10年、20年後を見据えた進路についても親御さんや生徒さんと一緒に考える時間を持たせて頂きます。

※グローカルとは、物事を世界規模で考えつつも、その地域や国に合った生産やサービスの提供を行うこと、足元を見据えた、効率良く無駄のない生産活動を行うことを言います。


お電話でのお問い合わせは
075-803-6209 にて承ります。